障碍者が就労するための第3の道

障碍者が働くためには大体2つの方法が有ると思っている方もいると思う

1.障碍者枠で求人→就職(いわゆるオープン)

2.一般枠で求人就職(障害は隠す)→(いわゆるクローズ)

さて、本当にこれだけしか選択肢がないのだろうか?

実は第3の選択肢が存在する

実は一般求人でも障碍者を障害をオープンにして働ける場合があるのだ

今回はその方法を伝えたいと思う

方法は簡単、ハローワークに行き一般求人を探して障碍者専門の部門に

求人票を持っていくと職員の方が「一般枠で求人かけているんですが

障碍者で応募できませんか?」と相手企業に聞いてくれるのだ

障碍者雇用に関してはまだまだ周知が甘く一般枠でしか

求人を出していないが話をしてみると意外と障碍者でも応募できるケースがある

もちろん振り落とされることのほうが多いが覚えておいて損はないだろう

ADHDの部屋の片づけの関しての私なりの対策

ADHDにとって部屋の掃除は困難極まる作業だ。

そのために私がいくつか実践している事を分け合いたい

1.完璧を求めない

完璧を求めないほうが良い。部屋は多少乱雑でもある程度は仕方がないと

諦めるのも一つの考え方だと思う

2.ゴミ箱を改善しよう

乱雑している部屋と汚い部屋は別物だと考えていい。後者は明らかに不健康だ

私は以下の商品を使いゴミ箱としている。商品を見てもらえばわかるが

ゴミ箱=ゴミ袋にしてしまうのだ。いったんゴミ箱に入れてからゴミ袋に

入れなおすという手間が省けて効率的だし何しろ視覚的に現状が把握できる

もちろんこの商品に固定されているわけではない同様の商品はいくつかある

ここで紹介するのはあくまで一例です

山崎実業 ゴミ箱 分別ダストワゴン タワー 3分別 ブラック 2273

https://www.amazon.co.jp/%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E5%AE%9F%E6%A5%AD-%E3%82%B4%E3%83%9F%E7%AE%B1-%E5%88%86%E5%88%A5%E3%83%80%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AF%E3%82%B4%E3%83%B3-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF-2273/dp/B00N1QA12C/ref=sr_1_126?s=home&ie=UTF8&qid=1524989101&sr=1-126

3.掃除する日を決める

全部掃除しろとは言わない。目に付いていらないごみを出すだけで構わない

1週間に1日絶対にそれだけはこなすという日を守ってほしい

ADHDの難敵のような話だが毎日明日しようと先延ばしして掃除当日に

先延ばしもここまでかという気分になってみれば何とかなる

あとは継続すればルーチン化されて嫌でもできるようになる

4.掃除するときには物を動かすときに注意

ADHDのワーキングメモリの少なさは今更語るわけでもないが

右から左に移しただけで何を移しのかさえ忘れてしまう

そのため、掃除をしたら探し物増えた、大切なものをなくしたという現象が

高確率で起こる、まず掃除をする前に貴重品・日常品を置いておくスペースだけは

無理やりにでも作ってそこに置いてから掃除を始めよ

そして掃除が終わったら元の位置に戻すのを忘れないように

5.ストレスの緩和

汚い部屋は意外と精神と密接な関係があって本人が「うんざり」する

レベルの汚さになると精神的に負荷がかかってくる状態になる

掃除をすることによりストレス解消になる。掃除がつらいときはストレス解消になると

言い聞かせてみるのも手だろう

6.余計なものは持たない

使わないものは全部捨てるぐらいの勢いで身の回りのもので1年・半年使ってないもの、もしくは2~3回しか使わなくて放置しているもの。全て捨てましょう。

後で必要になるかもは殆ど後で必要になりません。服もデザインが古くて

着れなくなった、痩せれば着れる。はい、全部ごみ箱へドーン!

本やゲームも極力DLや電子書籍を活用していきましょう。

活字で手に取っておきたい本も買ってから読み返すことが1年無ければ売ってしまって

構わないと思います。

 

さあ、ゴミ袋を用意して部屋を(適度に)掃除しましょう

・・・明日からは今回は無しよ?

 

 

 

マズローの欲求5段階説と障碍者と

障碍者ならよく聞く話だしある種浸透しつつある話ではあるけれども

障碍者は居るだけで存在する価値がある」と言う言葉がある

その言葉とマズローの欲求5段階説を照らし合わせて考えていきたい

 

マズローの欲求5段説

1.生理的欲求

→基本的な欲求、睡眠食欲を満たすなど

2.安全欲求

→危険を回避したい、具体的には家など

3.社会的欲求(帰属欲求)

→集団に属したり、何かに帰属したい

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↑ここまでが外的に満たされたい(低次元の欲求)

↓ここから先が内的に満たされたい(高次元の欲求)

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4.尊厳欲求(承認欲求)

→他者から認められたい、尊敬されたい

5.自己実現欲求

→自分にしかない能力を引き上げたい、自分の限界に挑戦してみたい

 

どうだろうか?元々障害を持つ人たちは自己肯定感が低い傾向にある

その中でただ生きているだけでいいと言われてもマズローの1・2・3段階を

満たすだけで精いっぱいな話になってしまうのではないだろうか?

 

本当に(心理的に)豊かな生活を送るためには4.5.段階が必要になってくる

今の日本の福祉はそこまで考えて手を差し伸べているだろうか?

 

面白い記事を見つけた

日本の社会保障の水準を比較してみましょう

要するに先進国の中で日本の社会保障水準は圧倒的に低いという話だ

私たちは国の福祉政策に期待するのではなく別のアクションを起こして

障碍者全体が自己実現欲求を満たせる方法を模索するべきだと思う

 

余談だが実は解決策になりそうなものを幾つか探してみたが

なかなかこれは!というものは見つけられなかった

ただ、ソーシャルインクルージョンこれからはこれを手本にした

国になってほしいと思っている

ソーシャルインクルージョン

ADHDの特徴

今後ADHDに関する記事を書く際にどうしても

通らなくてはならないのがこのADHDの特徴だと思う

なぜならこれを列挙しておかないと

これから自己流のADHDの困ったことに関して記事を書く際に

ADHDのどの部分にフォーカスしているのかが分からなくなってしまうからだ

1つの記事を丸々これだけに充てるのも気が引けるし

散々出尽くした事でもあるが列挙していく

ADHDの特徴は3種類に分類できる

不注意・多動・衝動性

不注意によるもの

・忘れ物が多い
・先延ばしする癖がある
・集中しづらい

ケアレスミスが多い

・自分がやりたいことや興味のあることに対しては

 集中しすぎて切り替えができない(過集中)
・片づけや整理整頓が苦手
・気が散りやすい
・忘れっぽく、物をなくしやすい

 

 

 

多動によるもの
・落ち着いてじっと座っていられない
・そわそわして体が動いてしまう

・手や足を動かしていないと落ち着かない
・過度なおしゃべり
・場所をわきまえず、静かにできない

 

衝動性によるもの

・順番が待てない(待つのが苦手というレベルではない)
・会話の流れを気にせず、思いついたらすぐに発言する
・思いついたら即行動に移してしまう(衝動買い等)

 

ぐらいが代表的な特徴かもしれない

 

 

 

よくあるネット診断の功罪①

うつ病かも?ADHDかも?ストレス抱えているかも?

そういう時にネットで検索して出てくるのが「簡易チェック」だ

果たして疑問なのだがたかだか20問ぐらいで精神病をあぶりだせる

物なのだろうか?もちろんサイト側にもそれ用の対策として

あくまで傾向があるだけです。専門医に相談してください。と書いてあるサイトはある

しかし診断を受けた後その後本当に診断を受けに

病院まで行く人が何人いるのだろうか?

ここにネット診断の功罪があるように思える。本当に悩んでいる人の

通院の後押しになる可能性もあるし、逆に簡易チェックだけで

自分はうつ病だと思い込みそれからは私はうつ病だから・・・と事態が

進展しない場合だってある

またそのチェックリストの作成に本当に医師の監修はなされているのだろうか?

幾つかのサイトに問合せしてみたが休日のためかつながらなかった

後日、平日中に暇を見つけて掲載されているサイトに尋ねてみたいと思う

尋ねたいのは以下の点

1.作成意図は何か?

2.20問程度で精神的な疾患を見つけられるほど精度は高いものなのか?

3.医師の監修はなされているのか?

4.精神病に対して啓もうに役立っていると思うか?

5.通院につながると思うか?

ある程度の数の回答が来たら公開していきたいと思う

いきなり方向転換

最初はADHDとは何か、双極性障害とは何かを説明してから

話を進めていったほうが丁寧だと思ったが方向転換。

考えてみればその手の詳しい情報探せばいくらでもあるし

そんな訳でこれからは書きたいことを好きなように書いていこうと思います

現在書こうと思っているネタは以下の通り

・数字で考える障害者の法定雇用率の引き上げの意味と展望

・ソーシャル・インクルージョンという試み

発達障害精神障害者保健福祉手帳の取得

・自立支援制度について

・就労移行支援施設について

ADHDの部屋の片づけに対する個人的な見解

ADHDのための幾つかのライフハック

・定型と障碍者はどうあるべきなのか

等です

思いつき次第別の記事も書きますが取りあえず

これだけは書こうと思っています

一番上が資料をあさるのに時間がかかるので遅くなるかもしれません

今日はこんなところで

ADHDとは何か?「定義から考えてみる」①

ADHD」この単語は最近大流行ですし検索してもこんな辺鄙なブログに

たどり着く人はごく少数だと思いますがこのブログではADHDも扱いますので

一回私なりにADHDとは何かを考えてみたいと思います

 

先ずは定義から調べてみましょう。幸いにも文部科学省に定義が

書いてありましたのでまずそれから検討していきましょう

主な発達障害の定義について:文部科学省

注意欠陥/多動性障害(ADHD)の定義 <Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder
(平成15年3月の「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」参考資料より抜粋)

 ADHDとは、年齢あるいは発達に不釣り合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすものである。
 また、7歳以前に現れ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定される

なるほど、よくわからん。

まず横文字が苦手なので横文字の解読から始めてみようと思う

Attention:注意

Deficit:欠如

Hyperactivity:多動

Disorder:無秩序・疾病(つまり病気)

翻訳してみると殆どが直訳だという事が分かったが一つ気になるところがある

最後の「Disorder」だ、日本語訳されているときは「障害」になっているが

英語では「病気」となっている。なぜ英語では「障害」という表現が

されなかったのだろうか?

確たるソースはなかったので私なりの見解を示しておく

プロフィールにも書いてあるが私は双極性障害でもある

英語にすると「Bipolar disorder」となり「正反対が無秩序」という表現になる

そうしてみると「Disorder」を病気と訳するのは間違えなのかもしれない

「注意力が欠如していて、多動でそれをコントロールできない」と言う表現が

ADHDを分かりやすく和訳するときには適当なのかもしれない

長くなりすぎたので続きは次の記事で続けようと思う