マズローの欲求5段階説と障碍者と
障碍者ならよく聞く話だしある種浸透しつつある話ではあるけれども
「障碍者は居るだけで存在する価値がある」と言う言葉がある
その言葉とマズローの欲求5段階説を照らし合わせて考えていきたい
マズローの欲求5段説
1.生理的欲求
→基本的な欲求、睡眠食欲を満たすなど
2.安全欲求
→危険を回避したい、具体的には家など
3.社会的欲求(帰属欲求)
→集団に属したり、何かに帰属したい
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↑ここまでが外的に満たされたい(低次元の欲求)
↓ここから先が内的に満たされたい(高次元の欲求)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.尊厳欲求(承認欲求)
→他者から認められたい、尊敬されたい
5.自己実現欲求
→自分にしかない能力を引き上げたい、自分の限界に挑戦してみたい
どうだろうか?元々障害を持つ人たちは自己肯定感が低い傾向にある
その中でただ生きているだけでいいと言われてもマズローの1・2・3段階を
満たすだけで精いっぱいな話になってしまうのではないだろうか?
本当に(心理的に)豊かな生活を送るためには4.5.段階が必要になってくる
今の日本の福祉はそこまで考えて手を差し伸べているだろうか?
面白い記事を見つけた
要するに先進国の中で日本の社会保障水準は圧倒的に低いという話だ
私たちは国の福祉政策に期待するのではなく別のアクションを起こして
障碍者全体が自己実現欲求を満たせる方法を模索するべきだと思う
余談だが実は解決策になりそうなものを幾つか探してみたが
なかなかこれは!というものは見つけられなかった
ただ、ソーシャルインクルージョンこれからはこれを手本にした
国になってほしいと思っている